Dance

よく泣くね。

posted in 21:33 December 10, 2010 by drecom_azukimonaka

日から始まる舞台のゲスト出演者のイチさんが、USTREAMに掲載していた動画。

久しぶりに感じる本番前の空気と、イチさんの行動力と優しさに感謝しながらの感泣。
(最近、よく泣くんです。年ですね。)

ブラジル巡回公演の際も貴重な映像を沢山提供して下さったイチさん。
踊ることとは別の角度からも、本当にプロのお仕事を間近で教えいただきました。


イチさん、ありがとうございました。


真奈加

















加藤みや子ダンススペースブラジル凱旋公演

posted in 22:38 December 08, 2010 by drecom_azukimonaka

んなギリギリに告知する私を、どうかお許しを・・・。

さぁ、いよいよ今週末ですね。
カンパニーメンバーのみんな、スタッフの皆さん、寒さで体調崩したり、怪我などしてませんか?

昨晩、プログラム掲載文章の原稿をみや子さんから渡され、打ち込みしながら涙が止んなくなりました。
カトスペにとって、これだけ長い期間同じ作品を繰り返し繰り返し、色んな土地、色んな人との関わりで生まれ育ち、
皆で創ってきた作品だという歴史を、そう、走馬灯!(この単語ピッタリ!)のよーに思い出しました。


「サンドトポス」は、2002年に恵比寿イーストギャラリーにて初演だった。当時、ベルギーから帰国すぐで、父の他界もあり、
この親子3人という設定がすごく興味深かったことが記憶に鮮明。
砂を劇場内に敷き詰めるという設定に劇場側も眉間にしわモンで、スタッフも外から砂を運ぶ際、バケツリレーして頑張った。
3回公演の中日に、当時、砂の化身役だった島地のリフトから砂の上にジャンプする箇所で着地に失敗し、足首を複雑骨折。
カーテンコールに再びダンサーが出て来ない中、キムさんが袖から両腕でバッテン印の合図を出したときは何事か?と思った。
結局、代役もたてず、自ら椅子に座った状態で楽日をやりのけたみや子さん。あれは脱帽だった。


「日記」は、母(わたしにとっての祖母)のルーツを辿るような作品。引揚者だった祖母を、
母(みや子さん)の目、耳、体を通して景色として描いたような作品と私は勝手に思う。
ラストに聴こえる子守唄は、実際の祖母の子守唄を録音したもの。
赤ちゃんの声は実はわたしだったりする。


「笑う土」に関しては、ここには書ききれない歴史がある。
2007年の岩手県安家の合宿に始まり、青山円形劇場、盛岡劇場、ブラジルのピニェイロス劇場(サンパウロ) 、
アマゾナス劇場(マナウス)、 FUNARTE劇場/国際芸術ファウンデーション(ブラジリア)、 グアイラ劇場(クリチバ)、
 カイシャ劇場(リオデジャネイロ) 、現代舞踊展2009メルパルクホール、日暮里サニーホール…

今回の新国立はある意味集大成となるはず。
自分がその同じ舞台にいないことへの後悔は、嫌でもしたつもりだったけど、ここにて改めて。。。


さて、これでもかってくらい泣けたので、本番は全身の穴をかっぽじって全公演しっかり観覧するぞ!!
なんてったって、美加理さんが座敷童だ。想像しただけで鳥肌がたつ。

みやこさん、どうか、倒れないで、踏ん張ってくれ!!


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加藤みや子ダンススペースブラジル凱旋公演

2010/12/11,12

新国立劇場 小劇場

11(土)「SAND TOPOS」
出演:笠井叡 伊藤キム 加藤みや子
笠井端丈 岩渕貞太 畦地亜耶加  演奏(チェロ):林峰男

開演 15:00〜/19:00〜 (開場は30分前)

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12(日)「笑う土」「日記」
「笑う土」
出演:美加理 市原昭仁(山海塾) アオキ裕キ
加藤みや子ダンススペース

「日記」
出演:加藤みや子 演奏:加藤訓子 美術:三輪美奈子


開演 14:30〜/17:30〜 (開場は30分前)

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チケット: 一般前売り  ¥4500(当日¥5000)
学生前売り   ¥3500(当日¥4000)
セット券 一般 ¥8000(当日¥9000)
学生 ¥6000(当日¥7000)


チケットお申し込み: アネックス仙川ファクトリー/03-3309-7200 

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コチラからもチケットが購入できます。 

BennyMoss上海公演!

posted in 22:00 December 08, 2010 by drecom_azukimonaka

内友香里主催、BennyMossが今月末に上海公演が決まったそうなので僭越ながらMYブログにて告知いたします。


BennyMossといえば、09年ダンスフェスティバルSETAGAYAに始まり、日暮里d-倉庫 でのMSA企画「jellybeanZ」、
そして「INSIDE/OUT」建築の時間・ダンスの時間@世田谷美術館と、昨年はカッキーと沢山お仕事させていただきました。

今思い返すと、作品の中にセリフや台本などのストーリー設定がしっかりあることに慣れない自分にとって、
初めて感じる難しさや葛藤、自分への不甲斐なさを感じるリハに毎日頭を掻きむしってました。
フォーサイスのダンス映像からフリを完コピする指令には、さすがに度肝を抜き放り投げたい衝動も起きましたが、そーいう自分と対峙させてくれたことに、今は感謝ばかり。

そんな BennyMoss上海公演!
「SMAP」のコンサートさえ、沖縄・尖閣諸島沖での漁船衝突事件の影響で中止された昨今、それでも尚、強行したカッキーの熱意を、
海を越えて応援、観に行ってくれる方、お近くにお住まいの方をご存知の方、是非是非足をお運び頂けたら幸いです。
このダンサー3人のメンツは凄いです。きっと何か起こるはず!!


以下、BennyMoss主催カッキーより。

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垣内友香里です。

上海にお住みのお知り合いの方にぜひお知らせください。転送大歓迎。

みなさまのblogに以下の情報をアップしていただけたらと思います。


海外といえども、中国はお隣の国、これから航空券を買って、見に来ませんか?パスポートの無い方は、取得を

お急ぎください。

当初予定していた、会場が変更になりました。(理由については、vol.31のご案内をお読みください。)

Zendai Contemporary Art EXhibition Hall (http://dca.zendaiart.com/) 

上海郊外にある、素敵なアート空間です。写真を添付します。重くてすみません。

みなさまには、近くのホテルをご紹介できます。


東京ダンスタワーvol.30 

「jellybeanZ」祭、なぜか自主公演!!私達と、メリークリスマス!上海蟹があなたを待っている!

2010年12月25日(土)、15時開演

12月26日(日)、15時開演

「jellybeanZ」

振付:垣内友香里

出演:根岸由季・深見章代・垣内友香里

テクニカルディレクター:サエグサユキオ

協力:後藤茂

入場料:無料!

助成:なし

会場:Zendai Contemporary Art EXhibition Hall (http://dca.zendaiart.com/) 

詳細は東京ダンスタワーブログにて:

http://dance-tower.jugem.jp/

 

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発表会

posted in 04:33 September 27, 2010 by drecom_azukimonaka

晴れの澄んだ朝、緑から勇気をもらう為、朝から芦花公園にジョギング。
行けるはずがないと思っていたけど、前日の夜になって、やっぱりどうしても観たくて、朝まで脳内シュミレーションを繰り返してました。




第43回KDSpaceの発表会。


最初から最後までの5時間半、全てを客席から観た。


4歳から踊り始めて27年、ジュニアクラス講師として教えるようになって10年、
毎年開催されるこの発表会を、客席から観るなんてことは初めてのこと。
なんで、今わたし、ここに座ってるんだろと呆然としつつ、次々と始まる演目に一人でドキドキしてた。

子供たちのダンスに冒頭から涙が止らず。
一番後ろから観ても、誰がどの子かわかる。
あーあの子はここでいつも失敗しちゃうんだよなって箇所で成功していたりすると、グっとにぎり拳に力が入ったり。
初めてのソロで緊張してる子、必死に思い出そうとしてる姿とか、なんとか最後まで踊りきった子とか、数ヶ月会わないだけで、ものすごく成長していた。

いますぐ近くに行ってハグしたかった。

前日の夜、舞監の川俣さんからのメールより「最終演目でみや子さんが踊る」ことを知る。
みや子さんはわたしに、観に来いとも、自分が踊るということも、何にも言わずにいてくれていた。感謝しかない。
こっそり観るはずが、彼女のダンスに思わず手拍子してしまった。


帰宅後、緊張がほぐれたか倒れるよーに寝てしまい、そのせいで今、真夜中に目が覚めました。


テーブルの上に紙袋があるから何かなって思ったら、
仙川Jr.クラスの子供達から、手紙が何十通も入っておりました。


裏口から客席に入り、目立たないようにこっそり観ていたつもりでしたが、
どうやら誰かに見つかっていたようでした。
みんな本番を終えたあとに楽屋で書いてくれた走り書きでした。
誰がどのように集めてくれたのかわかりませんが、ほんとうにありがとうございました。


子供たち、各クラスの先生方、スタッフのみなさん、父母の皆さん、カンパニーメンバーのみんな、今日はほんとうにお疲れさまでした。


胸がいっぱいです。

ほんとうに素敵なダンスでした。



畦地真奈加



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懐かしい仲間たち

posted in 06:50 September 19, 2010 by drecom_azukimonaka

2008年の夏、日伯交流年(日本人ブラジル移住100周年)認定事業として、加藤みや子ダンススペースで訪れたブラジル。

カンパニーメンバーのKayちゃんが、
「笑う土」作品に出演した現地ダンサーの懐かしい顔ぶれをmixi日記にUPしてくれていた。

ブラジルツアー中のイチさんが、山海塾公演の楽屋裏へ訪ねてきたエドゥアルド、シモーニ、アンドレイア、カロリーニの短いビデオをYouTubeに載せてくれたそーな。
ありがたい、そして懐かしい。




ものすごーく大昔のよーにも感じる。






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当時の写真。「笑う土」作品、千秋楽舞台上にて。
 

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踊っていた記憶より、裏方してる記憶の方が色濃く残っているのは私だけだろうか・・・。 

MOKK観劇

posted in 23:58 June 17, 2010 by drecom_azukimonaka

方から、友人とMOKKのダンス公演を観に行って来た。

会場が教会ということで、西洋風な古い建造物を勝手に想像していたが、
外観はコンクリートうちっぱなしのとてもモダンな建物でした。

アクティングエリアとなる空間は、天井が高く、シンプルな円盤形の照明がいくつも下がり、
木目の床も椅子も、背景のガラスと合わさってとても無機質で教会のイメージを覆された。

タイトル『LAURA(ラウラ)』の意味を、観劇後の電車の中プログラムを読んで知る。
ギリシャ正教での“修道院”という意味と、“Laura(ローラ)”一般的な女性の名前という意味だそうだ。




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10年前の話になるが、ベルギー北部の田舎町Lierに住んでいた頃、
歩いて数分のところに修道院があった。
その修道院の区画に入ると、急に人っこ一人いなくなり、
街の喧騒もピタリと静まり、空気の密度が緊張感をもって変わってしまう。
過去へタイムスリプしたような気分になる。
でも、窓辺に飾られた生々しい鮮やかな花や、細かい技法の手作りレースを見つけ、
閉ざされた中で厳格に過ごすシスターの生活イメージが、とても豊かに華やかなものに変わった記憶がある。

そんなことを思い出した。


誰がいいとか悪いとか書くのって野暮かもだけど、
松元日奈子さんのカラダはすばらしーね。
踊ってる景色が残像となって脳にこびりついたな。
そこにないものを、あるように、信じて動く肉体や、空間からは
色んな記憶が蘇って面白い。
年始早々3ヶ月くらいダンスを一切観ない時期を初めて過ごしたけど、
やっぱりダンスは、時々何かを目撃できる瞬間があるから、嫌いも含めて好きだ。
同じことを、オリンピックやなんかのスポーツでも思います。
何かって何だ。お風呂で考えよう。





そのMOKK公演、明日明後日も続きます。
会場を走り回る若い女性ダンサー達から風がおきますよ。これぞnatural Fan!!?
ムシ暑い今日みたいな日におすすめです。

以下コピペ、公演詳細です!
ご興味あるかたは足を運んでみてはいかがざんしょ。




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MOKK project03『LAURA』

6月17日(木)     20:00
6月18日(金)*16:00 / 20:00
6月19日(土)*15:00 / 19:00
*マチネ公演・・・斜陽バージョン

受付開始は開演の60分前、開場は開演の20分前。

公演情報について・・・MOKK(http://www.mokk.cc)
チケット予約フォーム・・・http://481engine.com/rsrv/webform.php?s=jq40yjtia6tjaixs

チケット大好評発売中!上のチケット予約フォームをご利用ください。
全席自由・日時指定・税込
前売:2,800円/当日:3,300円

【会場・アクセス】
東京キリストの教会
地図 http://blog.mokk.cc/images/LAURA-Map-web35kb.jpg
〒151-0063 東京都渋谷区富ヶ谷1-30-17

東京メトロ千代田線 代々木公園駅(1番出口)より徒歩7分
小田急線 代々木八幡駅より徒歩7分
__________________


踊りは祈り

私の右手は万物の表層をなぞり 
私の左手は万象の深層をさぐる

私の声は高く 遠く 彼方に向かい
くりかえし くりかえし
美しくこだまし

やがて墜ちるかすれる唄声
静寂よりうごめく
自身の陽脈、陰脈


【演出・振付・音楽・出演】村本すみれ

【出演】阿部遥 天野美和子 石和田尚子 上野江美
江藤裕里亜 大穂綾子 尾畑明歩 片ひとみ 塩川友佳子
篠ヶ谷美穂 菅彩夏 多田名津子 手代木花野 寺杣彩
中武円 中村緩奈 中村桐子 野村恵子 町田妙子
松元日奈子 松本みゆき 宮尾志帆 山口由莉 ほか

【衣裳】竹内大悟 【照明】影山雄一
【音楽製作】フジモトヨシタカ(ar)
【音響】井上林童 【舞台監督】大畑豪次郎
【ダンスミストレス】寺杣彩
【歌唱指導】三戸亜耶 【制作協力】吉田千尋
【プロダクションスタッフ】加藤小百合
【宣伝美術】菅渉宇 【宣伝写真】大橋翔
【制作】上栗陽子
【協力】シバイエンジン
【企画製作】MOKK



posted in 01:40 December 06, 2009 by 

ゴラ劇場に、黒沢美香さんの『耳』初演ソロ公演を観に行った。

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けっこう早くに到着したつもりが、開演前劇場には客の人だかり。
やっぱりこの日はすごい人気。Sold Out。
整理券20番をもらい、入場するや最前列をゲットできた。

彼女が舞台に現れた瞬間、あのなんたるやピリリとした緊張感がたちこめる。
ぎゅうぎゅう詰めの座りづらい桟敷席でも背筋が伸びた。
耳というアンテナに着目し、終始彼女の肉体に迷いがなかった。
指先から足先まで、垂れた胸元までほんとうに美しかった。
全ての導線、行為に、信じる強さと疑う強さがあった。
もう、それを目で追うだけで興奮してる自分がいました。こんなの久々。
共演されていた“首くくり拷象”という方が、舞台で本当に赤い縄に首(顎)をいれて宙に浮いた時は、その圧倒的な景色に涙がでた。
だってその瞬間チムチムチェリーの曲が流れるんだもん。
ありゃ、泣いちゃう。ツボ泣き。
サエグサさん、やってくれたな~。

帰り、駒場東大前のお好み焼き屋“富くら”へ。
お笑いのほんこんの店。
いい観劇の後のビールは美味い。

世田谷美術館で踊りますのお知らせ。

posted in 01:07 November 10, 2009 by 

りがたいご縁で、
来月、世田谷美術館の屋内外で踊らさせて頂くことになった。

砧公園の一角にあり、四季折々の変化が楽しめる自然豊か~な美術館 クローバー
昔から父の彫刻作品が所蔵してあり、幼少時からよく家族で訪れた思い出深~~い場所でもある。
世田谷美術館を建築された、建築家・内井昭蔵氏の文献などを読みながら、新たな視点で世田谷美術館の空間を見ると、いままで気づかなかった細かな装飾やラインに気づいて驚いた。

この場所で踊れるなんて、ほんとうに嬉しい。
ぜひよかったら、お散歩がてらブラっ~と観にきて下さい♪

※館内~外へと移動型なので、歩きやすい靴でいらっしゃることをお勧めします。
ちなみに私は、14:00~と、16:00~の垣内友香里さんの枠で踊ります。

真奈加



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鐘内井昭蔵の思想と建築展関連プログラム鐘
INSIDE/OUT  建築の時間・ダンスの瞬間

「建築と身体」をテーマとしたダンスプログラム。 3人の気鋭のダンスアーティストに加え、国内外で活躍する音楽やビジュアルアーツのアーティストも参加し、美術館のあちこちでサイトスペシフィックなダンスを展開します。 あらゆる場所が展示のみならずパフォーマンスなどにも使えるように、との考えで設計された世田谷美術館の建築空間を生かし、エントランス前広場やくぬぎ広場など館内外7箇所が舞台となります。

出演: 振付:鈴木ユキオ、新鋪美佳、垣内友香里
出演:鈴木ユキオ、安次嶺菜緒、加藤若菜、畦地真奈加、大江麻美子、新鋪美佳ほか
日時: 12月19日(土)
14:00~垣内友香里(1)
15:00~新鋪美佳
16:00~垣内友香里(2)
17:00~鈴木ユキオ


※時間変更の可能性があります。
※各回15~30分のパフォーマンスを予定。
申込方法: 当日開演10分前に各スペースに集合。
※集合場所は当日受付にてご案内します。
※定員のあるスペースは先着順締切とさせていただきます。
※基本的に立ち見のイベントです。椅子席はございません。
会場: 世田谷美術館の館内外7箇所※小雨決行。荒天の場合はスペースを移動して上演する可能性があります。
対象: 一般
参加費: 無料
その他: 企画協力:Offsite Dance Project

詳細はコチラ♪

リリーフランキーの声が好き。

posted in 01:28 October 11, 2009 by 

TSUTAYAで映画『ぐるりのこと。』を借りて見た。

映画とは不思議なもんで、これも縁かなと思うんですが、
いまの自分が無意識に欲している何かが
たくさんちりばめられてる作品でした。

どうにもならないこと。
自分が欲する“うつくしさ”と“みにくさ”があった。
それと、自分には表現出来ない滑稽さがあった。
憧れる。
こーなりたいと、思うけど、
変われるようで変われないもんなんだ。
だからひたすら、ひっそりと。
それでいいんだと思わせてくれた。

でも、この行為自体「ひっそりと」じゃなくって
胡散臭い。

KD・SPACE★発表会のお知らせ

posted in 01:51 September 17, 2009 by 

ひさしぶりの更新です。
ずっと更新してないもんで、日本に帰国してないんじゃないかとメールくれた友人たちへ。心配ご無用。ちゃんと切磋琢磨やってます。いつも返信ままならなくてごめんなさい。


来週の敬老の日、カトスペ第42回発表会が開催しますチューリップ

3才~50才まで、初心者からカンパニーメンバーまで、幅広いキャリアと年齢層の総勢100名が出演します。

今年は、第3部の全体作品に、宮沢賢治原作の「銀河鉄道の夜」を選び、台本・演出をわたしが担当することになりました。約20年前の発表会で自分も踊った思いで深いこの「銀河鉄道の夜」。自分なりの解釈を踏まえ、沢山の人達の協力をえて、試行錯誤し挑みます。

また第4部(大人の部)の最後には現代舞踊展、東京新聞等で好評を得た「赤い土」の改訂版を上演致します。(日本の民話に取材したブラジル巡回公演「笑う土」で訪れたブラジルの印象を作品にしたもの。)

他、若手受賞作品はじめ、カンパニーメンバーの自作品もラインナップ。
出演者それぞれの精一杯の舞台を存分お楽しみ下さい。
お忙しいことと存じますが、是非足をお運びいただけたら幸いです。
心よりお待ちしております。


余談:会場となる世田谷区民会館の地下喫茶室に、偶然祖父(畦地梅太郎)の版画を発見。
わかりづらいかもしれないけど、見つけてくれたら嬉しいな。

畦地真奈加


鐘加藤みや子ダンススペース・第42回発表会鐘

▼日時:2009年9月21日(祝・月)開場14:40 開演15:00
▼場所:世田谷区民会館(東急世田谷線「松陰神社前駅」下車徒歩5分
    
 詳しくはコチラ→ 世田谷区民会館

▼入場:無料


▼プログラム

第1部 ジュニア小品集【15:00~】

-10休憩-

第2部 バレエ・モダン小品集【16:15~予定】

-20休憩-

第3部 子供のための創作作品『銀河鉄道の夜』【17:50~予定】

    原作/宮沢賢治 台本、演出/畦地真奈加 監修/加藤みや子

    美術/松田壯統、アートクラス 演奏/音楽クラス ナレーション/登戸カッパ

    照明/齋藤香 舞台監督/川俣勝人 音響/中村容子 録音/フジモトヨシタカ 

    出演/ジュニアクラス全員+大人クラス一部+カンパニーメンバー

-10休憩-

第4部 大人クラス・KDスペースメンバー作品【18:30~予定】

1「朝ぼらけ」(寺杣彩作品)
  木原浩太、塩川友佳子、寺杣彩
2「lub-dub」(畦地真奈加作品)
  田路紅瑠美
3「黒いブルカ」(加藤みや子作品)
  四戸由香
4「海遊」(西名糸江作品)
  佐藤真理子、本田亜紀子、遠藤由梨絵、湯野川七音、林宏一郎
5「れとろ」(寺杣彩作品)
  塩川友佳子
6「瑠璃色の鳥の声を聞いた」(木原浩太作品)
  前川玲
7「誰もいなくなった部屋」(木原浩太作品)
  木原浩太
8「月とオッサン」(むらやまマサコ作品)
  登戸カッパ
9「椅子のある風景」(西名糸江・立花あさみ作品)
  佐藤郁、前川玲、塩川友佳子、田路紅瑠美、
  四戸由香、江藤裕里亜、戸高明友美、長谷川都、
  小松睦、遠藤由梨絵、吉田有佐、木原浩太
10「日向惚け在り」(寺杣彩作品)
  寺杣彩
11「乾いた風、砂丘に立つ」(立花あさみ作品)
  横田恵
12 「未完のみかん」(畦地真奈加作品)
  佐藤郁
13「テーハ・ヴェルメーリャ(赤い土)」(加藤みや子作品)
  マリアナ・ファリア、むらやまマサコ、畦地真奈加、細川麻実子、村本すみれ、寺杣彩、横田恵、塩川友佳子、前川玲、田路紅瑠美、四戸由香、木原浩太、登戸カッパ 

【19:55終演予定】