加藤みや子ダンススペースブラジル凱旋公演

posted in 22:38 December 08, 2010 by drecom_azukimonaka

んなギリギリに告知する私を、どうかお許しを・・・。

さぁ、いよいよ今週末ですね。
カンパニーメンバーのみんな、スタッフの皆さん、寒さで体調崩したり、怪我などしてませんか?

昨晩、プログラム掲載文章の原稿をみや子さんから渡され、打ち込みしながら涙が止んなくなりました。
カトスペにとって、これだけ長い期間同じ作品を繰り返し繰り返し、色んな土地、色んな人との関わりで生まれ育ち、
皆で創ってきた作品だという歴史を、そう、走馬灯!(この単語ピッタリ!)のよーに思い出しました。


「サンドトポス」は、2002年に恵比寿イーストギャラリーにて初演だった。当時、ベルギーから帰国すぐで、父の他界もあり、
この親子3人という設定がすごく興味深かったことが記憶に鮮明。
砂を劇場内に敷き詰めるという設定に劇場側も眉間にしわモンで、スタッフも外から砂を運ぶ際、バケツリレーして頑張った。
3回公演の中日に、当時、砂の化身役だった島地のリフトから砂の上にジャンプする箇所で着地に失敗し、足首を複雑骨折。
カーテンコールに再びダンサーが出て来ない中、キムさんが袖から両腕でバッテン印の合図を出したときは何事か?と思った。
結局、代役もたてず、自ら椅子に座った状態で楽日をやりのけたみや子さん。あれは脱帽だった。


「日記」は、母(わたしにとっての祖母)のルーツを辿るような作品。引揚者だった祖母を、
母(みや子さん)の目、耳、体を通して景色として描いたような作品と私は勝手に思う。
ラストに聴こえる子守唄は、実際の祖母の子守唄を録音したもの。
赤ちゃんの声は実はわたしだったりする。


「笑う土」に関しては、ここには書ききれない歴史がある。
2007年の岩手県安家の合宿に始まり、青山円形劇場、盛岡劇場、ブラジルのピニェイロス劇場(サンパウロ) 、
アマゾナス劇場(マナウス)、 FUNARTE劇場/国際芸術ファウンデーション(ブラジリア)、 グアイラ劇場(クリチバ)、
 カイシャ劇場(リオデジャネイロ) 、現代舞踊展2009メルパルクホール、日暮里サニーホール…

今回の新国立はある意味集大成となるはず。
自分がその同じ舞台にいないことへの後悔は、嫌でもしたつもりだったけど、ここにて改めて。。。


さて、これでもかってくらい泣けたので、本番は全身の穴をかっぽじって全公演しっかり観覧するぞ!!
なんてったって、美加理さんが座敷童だ。想像しただけで鳥肌がたつ。

みやこさん、どうか、倒れないで、踏ん張ってくれ!!


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加藤みや子ダンススペースブラジル凱旋公演

2010/12/11,12

新国立劇場 小劇場

11(土)「SAND TOPOS」
出演:笠井叡 伊藤キム 加藤みや子
笠井端丈 岩渕貞太 畦地亜耶加  演奏(チェロ):林峰男

開演 15:00〜/19:00〜 (開場は30分前)

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12(日)「笑う土」「日記」
「笑う土」
出演:美加理 市原昭仁(山海塾) アオキ裕キ
加藤みや子ダンススペース

「日記」
出演:加藤みや子 演奏:加藤訓子 美術:三輪美奈子


開演 14:30〜/17:30〜 (開場は30分前)

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チケット: 一般前売り  ¥4500(当日¥5000)
学生前売り   ¥3500(当日¥4000)
セット券 一般 ¥8000(当日¥9000)
学生 ¥6000(当日¥7000)


チケットお申し込み: アネックス仙川ファクトリー/03-3309-7200 

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コチラからもチケットが購入できます。 

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この記事へのコメント

1. Posted by kappa   December 09, 2010 03:20
まなか!最後の集大成、一緒にやり遂げるぞ!
2. Posted by monaka   December 09, 2010 03:52
Kappa>夜中に泣かせるニャよー
いまのいままでスタジオいたんじゃろ?
おつかれさま!!!!!!!!!!!!!!
プログラム最終チェック終了!!!!!!!
みやこさんが「ひかちゃんに送らなきゃ!」って
呪文のように唱えながら帰宅したよ。

残りわずか、怪我に気をつけて頑張ってね。
って、まだまだ色々雑用あるんだろうな。
蚊帳の外ぽい励ましでごめん。
踊らないのに、緊張してきたw

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