渋谷Bunkamuraへ

posted in 01:24 May 21, 2007 by 

200705210121000.jpgルギー出身のアラン・プラテル・バレエ団「聖母マリアの祈りvsprs」を観に行ってきました。

ここ最近小劇場へ観に行くことが多かったので大きなハコの作品を3階席から見下ろして観るのが新鮮でした。
大きな氷山のような舞台装置があって、10人程のダンサーと7人程のミュージシャンの生演奏だった。見下ろしてるからか、舞台全体が見えてしまう分、最初から最後まで舞台の半分以上の空間を占めるあの装置がちょっぴりうとましく感じたりした。でも山はもともと動かないし、この重厚感や威圧感は狙いなのかもしれないな。ってか、あんなデアイ装置移動するなんて大変よね・・・。

作品は、全然センチメンタルじゃないのに、痛々しく切ない気持ちになったり、静かに熱く高揚する狂気を感じました。上演中始終ダンサーは痙攣する様な動きをしていて、終盤あたりで集団でガグガク震えて奇声をあげ、自慰行為的な表現をしているシーンで思わず涙が出た。バロック音楽も綺麗で感動したけど、それ以上に限界状態の肉体から出てくる音はスゴイ。うまく言えないんだけど、そこまでのシーンへ行き着くまでの流れが、スタイリッシュじゃなく、素朴で、人間の記憶をくすぐる風景の様だった。


その後、同じBunkamuraのザ・ミュージアムでモディリアーニと妻ジャンヌの物語展ものぞいて来た。

油絵のキャンパス画で、窓から見えたパリの町並みを描いてる一枚が好きだった。
パリには苦しくて暑かった記憶しかないけど、秋のその風景がとっても涼しそうで新鮮だった。同じ様な形の二重窓が並ぶ町並みが懐かしかった。
その画を見ながら、パリ在住最悪事件を思い出した。話すと長くなるので端的に言うと、保証金詐欺にあったのだ。警察まできてもらう程モメたが結局お金が小額だったためお金は戻って来なかったんだけど、当時は両親からの仕送りだったので絶対取り返したかった分悔しくて、パリを離れる最後の日、その家主であるイジワル婆さん家の窓にトマト投げた。
ベチャリと窓に命中したトマトが懐かしぃ。


モディリアーニの描く女性の画を観ていて、ど~も気になることが。
誰かににてる・・・・。
首が長くて、つぶらな瞳に、スっとした鼻。

う~~~~~~~~~~~~~ん。


あ!!!


Asamiだ。(分からない人ゴメンナサイ。)



この記事へのコメント

1. Posted by asami   May 21, 2007 09:31
やっばい。嬉しい!
最近、<ぬりカベ>とか<大仏>だったから。
それって、貝の上に立ってる<ビーナスの誕生>の人?
今度、貝殻服着てみま~す!
さぁ~、ウニstudio行ってくるべ。
2. Posted by asami   May 21, 2007 12:53
嬉しっくってうかれて出掛けたら、間違いに気づき。
私が思い描いていたのは<ボッティチェルリ>
あつかましい。
<モディリアーニ>やっぱしぬりカベにも似てる。
好きだけどね。
ぬぼ~ん。
3. Posted by monaka   May 21, 2007 22:41
Asami>ウニスタおつかれさ~ん!
ムンクとかピカソよりは嬉しいでしょ(笑)
貝殻服姿見てみたい気もするなぁ。挙式はそれでいくか!!

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