Yちゃんの一言

posted in 01:09 October 19, 2005 by 

レエクラスの代講の日だった。

平均年齢6才。
毎度まるで動物園にいる様な1時間だ。
稽古が始る前、柔軟しながら何気なく彼女達の様子を観ていたら

何がそこまで可笑しいかっちゅーくらい笑いながら駆け回ってたり、
アゴに手をあて主婦ポーズでママお手製レオタードを褒め合ってたり、
ひとり鏡越しで眉間に指さして寄り目の練習してたり、

もーホント、おもろい。

だけど、いつも元気な最年少(4才)Yちゃんが、どーもおかしい。
口をへの字にして苦しそ~~に鼻で呼吸してる。

「Yちゃん、どした?」
「ハッ、ハナミジュ が、とまんないの…(涙声)」

ティッシュを一枚渡すとどーもひとりでうまくかめないらしく
潤んだ目(鼻)で上目使い。
かーーーーーっ、ちきしょう可愛い!
しかたなく、片方の鼻の穴を私が押え、“フッーーーーーん、してみなさい”合図をだすと
勢いよく大放出。すっきりした彼女は皆の輪に帰った。
稽古が始り後半30分。またYちゃんはトコトコ切ない表情で私のところへやって来た。
そして一言。

しぇんしぇぃ、(ヒック)か、悲ちくもないのに(ヒック)涙がとまりましぇん!!』


彼女の額を触るとものすごく熱い。
お母さんは買い物でまだ迎えに来ないのでひとまずマットをひいて寝かせた。
数分後、またYちゃんは

『あたち、踊りたい!(涙目、どう見ても風邪)』

もぅ、彼女の意欲には脱帽~。そして彼女の一言がリフレイン。

-悲しくもないのに涙がとまりません-
五感からそのまま排出されてでてきちゃった言葉って
なんてすごいんだろう。
帰りの電車で自分が同じセリフを言う姿を想像してみた。
ちょっと気持ち悪かった(笑)




この記事へのコメント

1. Posted by ま   October 19, 2005 12:16
うーん、心が洗われるようですな。
「涙=悲しい」という概念から外れてたんでしょうな。
元気になったんでしょうか?
2. Posted by monaka   October 20, 2005 00:46
元気になってくれてるといいんだけど…。
あんなちっこい身体で熱だされると、子供のいない私にはまだ恐ろしくもあるのに、Yちゃんのお母さんに伺ったら、風邪だと知りつつ、休みたくない!ときかない子供を尊重したらしいっす。
子が強ければ母もさらに強し!
3. Posted by ま   October 21, 2005 11:28
やるなー、おかん。
その判断は正しいような気がする。
強い子に育ちそうやな・・・。

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