大酉祭（酉の市）に行って来た。

いつもはひっそりしてる新宿の花園神社がたくさんのちょうちんでにぎわいでた。
土地柄か、参拝者のほとんどが水商売のかほり。
この感じ嫌いじゃない、むしろ好き。

大酉祭では、「招き猫・だるま・熊手」が売られてる。
招き猫やだるまは縁起物で、熊手は福をかき集めると言われ売られてる。 

熊手は一番小さい物は千円から、一番大きい物は15万〜20万円ぐらいで販売されてて、店によって色々なデザインがあった。

連れて行ってくれた、某アパレル会社社長のEちゃんの買った熊手と、個人的に1000円で購入した、わたしのちっこい熊手。
Eちゃんも最初はこの1000円の熊手からスタートしたんだそうな。

 

昨晩、いとうせいこう氏のtwitterにて

「明日のベジタブル・フリーマーケットのためにベランダから収穫。基本ハーブになった。9時から15時くらいまで日比谷公園で売る。売り切れたら帰る。」 

という写真付きツイートがあって、なんじゃなんじゃ？と調べたところ、
土と平和の祭典という催しが日比谷公園であることがわかり、
本日朝10時、出動〜！！してきまひた。

ミーハーな！と思われようと、彼執筆の本を片手に行きましたよ。
そう、いとうせいこう氏に、会う為に（笑）




行ってみたら、目的を忘れてしまうくらい楽しいイベントで、
農園生活を送るアマチュアの人達の有機野菜の直売とか、
木工アーティストの手作りの食器や玩具、アルパカの毛や草木染めの衣類やら、
もう地球からいただいた恵みをいたるところで実感できるお店ばかり。

こりゃ一人で楽しむにゃ〜もったいないと思い、
地球に優しい焚火好きのA氏にお誘い電話。
急な誘いにもかかわらず来てくれて、ありがたや〜。






荒れた竹林から切り出した竹を使用したバンブーピラミット。




ライブ制作をする竹の空間造形アート。





笑顔がプリントされた傘でできたドーム。




芝生の上にお絵描きコーナー。





昔の脱穀機で農作業体験なんかもできちゃったり。
これはちょっと危なっかしかったけど、子供達に大人気。



 
そんな楽しい会場（公園）をぶらぶら探索してると、聴き覚えのある美声が・・・

まさかの、

UA〜〜〜〜〜〜〜！！


これには、たまげました。
こんな間近で、しかもタダで、生UA。
ラストに歌ってくれた曲「水色」は、二人して感動。



と、いう訳で、本日の戦利品。
（急にまとめにはいってスミマヘン…）



・無農薬の葉人参150円
・同じく無農薬のむかご500円
・象がついた卓上ほうき（バングラディッシュ生産）900円
・手編みマフラー600円
・ローズマリー100円（いとうせいこう氏のベランダ菜園）



目的も果たしましたよ。
ジャーーーーン♪♪♪




 


感泣〜〜〜〜〜です。 
生UAもさることながら、生せいこう氏もとってもホットな人でした。 
この貴重なローズマリー、なにに使おうかな〜。 

2泊3日、最終日。
皆で朝食後、大叔母ちゃんにしばしの別れを告げ、中島公園をぶらりする。








札幌の街路樹でよく見かけた、イチイの木。
北海道の方言では「オンコ」って呼ぶんだそう。
北に分布するんでしょうか、東京ではみかけません。
この赤い実、食べると甘〜〜くておいしい。




狸小路市場の中にある、『すし乃下倉』へ。
この市場内のサカナ屋さんがやってるお寿司屋さん。
地元通の方に連れて来て頂きご馳走になった。




江戸前っぽく、一品一品手間がはいってて、いいお仕事されてました〜〜。



最初に出された、ぼたんえび。
塩＋かぼすでいただきます。
鮮やかなブルーの卵と、プリプリの身が美味！！！！！
頭はお味噌汁で残すとこなくいただきました。
（その後の撮影は、食べる事に集中して忘れてます。）



『すし乃下倉』
札幌市中央区狸小路6丁目狸小路市場
営業（入店）時間：11：30～20：00

美味しいお寿司で締めくくった札幌の旅でした。
また、ゆっくり行きたいな〜。

2日目の夜、こっそり抜け出し“オトナ”な夜を過ごしました。


藻岩山の急な坂道を上り、バラ園（現在閉館）の手前に建つ三階建て二棟の建物。
その長い階段を少し緊張しながら上ると、バー「N43」はある。











店内の照明は限りなく落としてあって、ジャズが静か〜に流れて。
漆黒のカウンターにつづく壁面は、一面の窓。
そこに、札幌のきらきらした夜景が一望。




・・・ため息でちゃいますよ、ホント。






夜景と反対側には、スポットライトを浴びた大きい樹木が神秘的。

後から知ったんですが、どうやらドリカムの名曲、「LAT43°N」の舞台らしい。


ここ、穴場です。


 

N43
北海道札幌市中央区伏見3-13-20
TEL：011-551-0043 

札幌へ行って来た。
サッポロの「ポロ」はアイヌ語で「広い」と意味するらしいけど、
ほんと、でっかい。（どー。。。）

私、飛行機はいつも窓側を選びます。
隣の人が怪訝な顔するまで、ずっと空見てます。


飛行機内、隣に座る母が、

「ライト兄弟が初飛行を果たした頃、イサドラ・ダンカンも同時期に活動していたのよね〜、
人間は飛ぶことを研究し今やロケットで宇宙までいけちゃうけど、舞踊は…（うんちゃらかんちゃら。）」

と、舞踊講義のよーな独り言を始める…。
なんかいい事を話していたようだったけど、音楽のよーに聞き流してしまった。





札幌行きの目的は、92歳になる大伯母のお見舞い。
約40年、ここ札幌で一人暮らし。




草月流の師範だった大叔母ちゃん。
玄関にきれいに生けてあったお花。野花が美しや。


車椅子で普段あまり外出はしないというので、
近所にある、GALLERY門馬 を訪ねることにした。
家を改築してギャラリーにしたこの場所で、知人の作家が
陶器、草木染めの着物などが展示されていた。











 





隣接されたもうひとつのギャラリーでは、ガラス工芸が展示。
魚の骨の造形からイメージした、長〜〜〜〜いガラスのオブジェ。




テラスに出て森林浴。
久しぶりの外出に、おしゃれする大叔母ちゃん。
腰に巻いた皮のベルトがポイントなのだそう。
「あんたも口紅くらいしなしゃい！！」と怒られる私…。

よく食べるし、よく喋る。女性らしい恥じらいもあって。
92歳をなめたらあかんね。
でもやっぱり一日を共にすると、介護が必要なときが沢山あって、
車椅子で一日移動したりすると、日常のちいさな不便さに気づく。 
介護の大変さ、少しだけだけど体験できた。
そんな札幌一日目。